再エネ

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既存電力系統の有効利用|ノンファーム接続とは?|混雑状況の確認方法

再エネの普及拡大に伴い、日本の各地で送電線の容量が不足する事例が発生し始めています。このような状況を改善するため、既存送電線を有効活用するノンファーム接続が検討されており、2024年度から開始予定です。しかし、系統の混雑状況によっては太陽光・風力発電等を設置しても十分な事業性が得られない可能性があるため、本記事で紹介するような混雑状況の見極めが重要になります。
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太陽光パネルの最適な設置角度・方位は? | FIPも考慮した最適設置条件を検証、日射量データベース閲覧システムの使い方も解説

今回の記事では、太陽光パネルの最適な設置角度・方位について検証し、ご説明をしたいと思います。FIT制度を利用して太陽光パネルを設置する場合、売電の買取価格は時間帯によらず一定であるため、出来る限り多く発電することが大事です。一方、新しいFIP制度では買取価格が電力卸売市場(JEPX)と連動するため、出来る限り電気が高い時間帯に売電することが大事です。設置角度や方位を変えることで、FIP制度での収益を最適化できるか検証してみます。
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FIT(固定価格買取制度)とは?|簡単・わかりやすく説明、FIPとの違いも

FIT(固定価格買取制度)とは?簡単・わかりやすく説明します(FIPとの違いも)。再エネの普及拡大を目的としたFIT(固定価格買取)制度の導入により、国内の再エネ発電の導入量が増加しました(特に太陽光の増加が顕著です)。また、太陽光・風力発電については発電コストが大きく低下しました。一方で、国民負担の増加が課題となっております。そこで、再エネ電源の自立を促すために、これまでのFITに代わり買取価格が市場価格連動となるFIP制度が2022年度に導入されることが決まっております(制度の詳細は検討中です)。今後、再エネ発電事業者は、単に発電量を稼ぐだけでなく、市場価格を意識した発電を心がけることで収益を増すことができます。
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世界の再エネ発電導入状況 | 再エネが進んでいる国はどこ?

世界の再エネ発電の割合は、水力6割・風力2割・太陽光1割となっています。また、再エネ導入量は中国・アメリカの量が多く日本は5位です。発電量に占める再エネの割合は、ヨーロッパが圧倒的に高く20%を超える国が多い中、日本は11.7%とまだまだ導入の余地があります。太陽光発電の導入量は、日本は世界第3位と善戦していますが、風力発電の導入量はあまり多くありません。
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②再エネ | 脱炭素の主役、持続可能なエネルギー源

再エネは主に太陽光に由来する莫大なエネルギーが源であり、その1万分の1を活用するだけで人類が使うエネルギーをほぼ賄えます。また、資源に限りがある化石燃料や原子力と異なり永続的に利用できるというのも特徴です。しかし、「コストの問題」「発電量の少なさに起因する送電線容量不足の問題」「調整力の問題」によりまだまだ普及は十分ではなく、全世界の11.4%(日本は9.4%)を占めるのみです。今後は、再エネのコストダウンや調整力技術の発達などによる再エネの更なる普及拡大が期待されています。
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